”コーチング、カウンセリング、コンサルティングの違いって何ですか?”
というご質問をよくいただきます。
機能的に似ている部分もあるので少しややこしい関係性であることは事実です。
ならば!ということで、複数の項目別に表にまとめてみました。

coach-counseling

◆コンサルティング(Consulting)
コンサルは専門的な知識を持っているコンサルタントがクライアントへアドバイスなどを行うことです。
分野は、経営、戦略、IT、人事、労務、財務、各業界(建築、ブライダル等)等多岐に渡り、
その道の専門家がクライアントの問題解決のために助言をします。
関係性は「先生→生徒」のように、教える(Teaching)が基本となります。

◆コーチング(Coaching)
コーチングは、相手の自己実現や目標達成をサポートする技術です。
効果的な質問を投げかけたり対話をしたりする中で、考えを引き出し、整理し、気づかせ、
目標達成に向けて自発的な行動をとれるようサポートします。
昨今、コーチングが注目を浴びているのは、教える(Teaching)だけの教育に限界がきているためです。
情報を提供するだけでなく、学びを深めたり、本人が気づいていない点に気づかせたり、
壁にぶつかっている状態を乗り越える方法を示唆したり、勇気づけたり、等々。
これらの働きかけも教育においては重要で、その機能がコーチングです。
コーチとクライアントの関係性はクライアントが中心で、
コーチはクライアントの自立をサポートするという立場をとります。

◆カウンセリング(Counseling)
カウンセリングは、クライアントの悩みに向き合う仕事です。
IQよりもEQが重要で、教えるより聴く(傾聴)姿勢、共感する態度が求められます。
カウンセリングには以下ような効果があると言われています。
・カタルシス効果:心の浄化(やすらぎ・癒し)
・バディ効果:仲間意識(安心感・信頼)
・アウェアネス効果:自分の内なる部分に気づく(気づき・理解)
立場はコーチと同様、クライアントが中心で、カウンセラーはサポートという立場です。

違いについてよく聞かれるのは上記の3つですが、もう1つメンタリングについても合わせて説明します。
◆メンタリング
メンタリングは師弟関係にあるメンターによるメンティーへの指導のことです。
メンターは過去の経験から卓越した知識やスキル持った人物で、
それをメンティーを教える(Teaching)というイメージが強いかもしれません。
ですが、広義のメンタリングは、教える他にも問いかけ気づきを促したり(Coaching)、
時にはメンタル面のケア(Counseling)、自身がモデルとなったり、
スポンサーとしてメンティーを有効な人脈に繋いだり、様々なことを行います。

このように分類しましたが、実際はコンサルタントが問いかけ引き出すこともありますし、
コーチがカウンセラーのように痛みを除去するべく寄りそうこともあります。
要は、どういう行動が中心となるかということで、実際は完全に機能が分かれているわけではありません。
それぞれの知識・スキルを持ち、相手や状況に応じて使い分けできるのが理想です。

コーチやコンサル、カウンセラーに興味のある方は、これらそれぞれの特性を理解した上で、
自分に合っているのはどれかを考えてみていただけたらと思います。
ご参考にしていただけたら幸いです。