IQに対し、EQ(Emotional Intelligence Quotient)心の知能指数を提唱したダニエル・ゴールマン。
2000年の氏がハーバードビジネスレビューへ寄稿した論文に、6つのリーダーシップスタイルについての記載されています。
3781人の経営幹部を調査した結果、リーダーは6つのリーダーシップスタイルを状況に応じてそれぞれ使い分け、組み合わせながら最善の結果を出していると導きました。

①強制型リーダー:トップダウンで命令に従わせる
②ヴィジョン型リーダー:ヴィジョンに向けてメンバーの力を合わせる
③関係重視型リーダー:職務より人間関係を尊重する
④民主型リーダー:メンバーを巻き込みコンセンサスを確立する
⑤ペースセッター型リーダー:個人技を示し、背中で引っ張る
⑥コーチ型リーダー:未来に向けて人を育てる

6leadership-style

ポイントは、リーダーシップには万能なタイプというものは存在せず、
それぞれの状況に合う最善のスタイルがあるということ。
状況を正しく認識し、その上で最善のリーダーシップスタイルを選択しメンバーに対応する。
このようにカメレオンの如く自らを変化させ状況に対応させられるのが最強のリーダーですね。

ちなみにGolemanは個人の能力を以下の3つに分類しています。
・技術的能力:スキル・技能
・認知能力:物事を理解・把握・分析する能力
・EQ(こころの知能指数):他者と協力する能力
そして優秀なリーダーは皆、高いEQを持ち合わせているとも検証しています。

ではEQとはどのような要素でできているのでしょう。
答えは以下の5つと言われています。
①Self-awareness(自己認識):自分自身についての理解
②Sef-regulation(自己制御):感情のコントロール
③Motivation(動機付け・意欲):継続的モチベーション
④Empathy(共感能力):他者の視点・感情を理解
⑤Social Skill(協働能力):関係性を築き協働
 
EQは生まれつき差はあるものの、学習することで伸ばすことも可能と言われています。
それぞれの場面に応じたリーダーシップとそのスタイル、
そしてそれに必要なEQの要素を頭に叩き込み、
EQを伸ばすための学習をすることが、真に優れたリーダーになる近道かもしれません。