仕事や学びにおいて、どのような”場”が最も生産性が高くなるのでしょうか。
要因はいくつかあると思いますが、Googleは社員の生産性向上計画”プロジェクト・アリストテレス”で
心理的安全性(Pcychological Safety)”が唯一の方法であると導き出しました。

心理的安全性。
それは、言葉の通りですが、安心・安全であるということです。
心理的に安心・安全だと思える空間だと、「本来の自分」でいられると感じ、
言動に対する心理的障壁が低く、結果として発言が多くなります。

反対に、心理的安全性が低い場では、「本来の自分」を出しづらいと感じ発言も少なくなります。
その理由は以下の4つです。
・無知だと思われないために質問をしない
・無能だと思うわれないために間違いや弱点を認めない
・押し付けがましいと思われないためにアイデアを出さない
・ネガティブだと思われないために現状を否定しない

これを自己印象操作(Self Impression Management)と呼びます。
組織改善やプロジェクトの推進よりも、自分の印象の方が重要だと思うことが
発言の数を減ることに繋がり問題を引き起こします。
研究結果からも出ていますが、良いチームほど過誤の報告数が多く、
過誤についての話し合いが行われているのだそうです。

では、どうすれば心理的安全性の高い場が作られるのか。
◆心理的安全性を作る3原則
①皆の考えや声が必要であるという前提を作る
②人はミスを犯すと認める:ミスも素直に聞ける雰囲気を作る
③メンバーにたくさん質問する

◆心理的安全性が高まるメリット
・イノベーションが向上・成功する可能性が高まる
・失敗からの学びが増える
・参加者の関与の促進

◆心理的安全性が高まるリーダーが使う手法
1. Participatoty Management:参加型マネジメント
2. Inclusive Management:インクルーシブ・マネジメント
全員が主体的に参加(Participate)し、
一人ひとりの中にある良さを引き出しながら、全体を巻き込み(Inclusive)、
総体として心理的安全性の高い場を醸成していくようなイメージかと思います。

◆心理的安全性が高まるチームの特徴
1. 組織体制と個々人の役割が明確
2. 結束力のあるチーム内の強い関係

ハーバード大学のAmy Edmondson教授がTEDで語られていますので、
よろしければご覧下さい。 https://www.youtube.com/watch?v=LhoLuui9gX8
ちなみにAmy氏によると、心理的安全性とモチベーション&責任はトレードオフの関係ではないと述べています。
つまり、心理的に安全になると人は責任感やモチベーションがなくなるのではないということです。
最も生産性が高まるのは、個々人のモチベーションと責任感が高く、
そして心理的安全性が高い、安心安全な心理状態で働ける場であるということです。 
Psycological-safety